目は旅をするべき

こんばんはてみ。

DIANA VREELAND ダイアナ・ヴリーランドー伝説のファッショニスター」観てきました。

【あらすじ】
ファッション業界で数々の流行を生み、雑誌「ヴォーグ」の編集長に就任するや、写真家やモデルを多数見出した女性編集者、ダイアナ・ヴリーランド。彼女の孫の嫁である女性監督リサ・インモルディーノ・ヴリーランドがメガホンを握り、生前のダイアナのインタビューや関係者の証言によって、その生涯をたどるドキュメンタリー。
(以上、Movie Walker より)

アメリカ版『ヴォーグ』の編集長アナ・ウィンター以前、ファッション界の重鎮として名を馳せたファッション雑誌編集長。
60’マニアの入り口として存在する作品『ポリー・マグーお前は誰だ?』劇中で出てくる編集長のモデルとしても有名なダイアナ・ヴリーランド。
奔放な性格で卓越した想像力を武器に革命的な誌面を作りつづけたダイアナは人を見抜くセンスも抜群。
20世紀を代表する写真家リチャード・アヴェドンやデヴィッド・ベイリー、モデルのツィギーや大女優のローレン・バコールも彼女が見つけた原石。
あのマノロ・ブロニクに「靴を作ってみたら?」と言ったのもダイアナだったようです。

経費削減が合い言葉になっている現在では考えられませんが、「目は旅をするべき」という信念の元、世界中の各国で(もちろん日本でも!白人モデルと力士のとてもロマンティックなページでした)撮影が行われたようです。

こんなユニークな彼女は様々な名言を残しています。

「真実でも退屈なら結構」

「日本人はすごいわ。神は彼らに石油もダイヤも金も与えなかった、でもスタイルを与えた」

「スタイルこそすべて。まさに生き方。スタイルなしじゃ価値がない」

「新しい服を着るだけではダメ。その服でいかに生きるかなの」

攻めてるでしょ。
とても刺激的ないい映画。
ファッションが好きでよかった!

最後に『ポリー・マグーお前は誰だ?』の予告編をくっつけておきます。
観てない方は是非!
私は多分50回は観ました。