今こそ君が歌うイマジンを聞かせてやれ

こんばんは。ハテミです。

先日「容疑者、ホアキン・フェニックス」を観てきました。

■あらすじ■
ウォーク・ザ・ライン 君につづく道』などで2度のアカデミー賞候補に挙げられた演技派、ホアキン・フェニックス。2008年に突然の引退宣言、ミュージシャンに転向した彼のその後を描いた疑似ドキュメンタリー。まさに俳優生命を賭けたホアキンの熱演が見どころだ。監督は彼の義弟である俳優、ケイシー・アフレック
(以上、movie.walkerより)

数億円もの私財を製作費として投入して放った衝撃のドキュメント映画。
仕事のオファーもすべて断り、2年間も世間をだまし続けるとはイタズラのレベルを越えています。

数年前にファッション雑誌のゴシップページで、ひげもじゃになったホアキン・フェニックスの奇天烈なインタビューを読みましたが、あれも全て芝居だったなんて!

嗚呼、ハリウッドスター恐るべし!

ブルース・ウィリスジャック・ニコルソンベン・スティラーといったセレブ友達が次々と騙されていく様子や、「ラッパーになりたい」という彼の熱意に応えてプロデュースを引き受けるプロデューサーのP・ディディの哀れな姿が克明に映し出されています。

始まりと終わりが意外ときれいに描かれていたので少々驚きましたが、とにかく2年間もこんな事やってる根性にハリウッドスターの底力を感じました。