こころの中で3回唱えて

こんばんはてみ。
篠山紀信様の写真展「The Sixties by Kishin」をみてきたよ。

全て1960年代に撮影されたモノクロ作品。
女性のボディラインを活かした独特な構図の作品が印象的でした。
ユーモラスでアーティスティック。
顔や体のなめらかなラインが鮮明でとても美しかったです。
モノクロのせいか、作品の中には時間の流れが全く感じられませんでした。
この世に存在しない瞬間がうつしだした感じ。

被写体の女性はどの作品もヌードだけど、みなメイキャップだけはツィギーやペギー・モフィットのようなザ・60Sメイク。
つけまつげをつけて下まつげや二重の幅の広いラインを書くこの時代のメイキャップは本当に素敵。

元々60Sだいすきっこなので10代のころはゴダール映画を見まくったし、ゴーゴーブーツ履いて60年代のパーティにも出かけてました。

勝手にしやがれ」「気狂いピエロ」「中国女」「女は女である」「ウィークエンド」。
もちろんゴダール以外の60年代の名作「wonderwall」「slogan」「バーバレラ」「欲望」などを見ては
ジーン・セバーグアンナ・カリーナブリジット・バルドージェーン・バーキンの研究(?)に明け暮れていました。

人が初めて月面着陸したのも、ビートルズストーンズがブレイクしたのも60年代。

先月号のBRUTUSには1960年代に撮影された黒柳徹子様のセミヌードが掲載されてましたが、
「みな競って脱いだ。そうゆうのがかっこいい時代だった。」とコメントされてました。

センセーショナルでドラマティクな時代。

さてそんな黒柳徹子様のヌードも展示されているのが現在東京オペラシティアートギャラリーで開催されている篠山紀信展 写真力「THE PEOPLE by KISHIN」

近々行きたい。