この大御心を身につけて

こんばんはてみ。

劇団☆新感線2012年越冬興行 SHINKANSEN☆RX「五右衛門ロック」観てきたYO。


歌舞伎作品などで語り継がれている日本を代表する大泥棒・石川五右衛門を主人公に、座付き作家・中島かずき様がオリジナルストーリーを書き、座長・いのうえひでのり様が演出。

劇団の看板役者・古田新太様が主演した「五右衛門ロック」が最初に上演されたのは2008年のこと。

その後、第2弾として2010年には「薔薇とサムライ〜GoemonRock OverDrive」が上演され、今では劇団の代表作ともいえるのが、この“五右衛門ロックシリーズ”です。

3作目の今回もこれまで同様に森雪之丞様(素敵)が作詞を担当し、誰もが口ずさみたくなるテーマ曲を筆頭にたくさんの楽曲がバンドの生演奏にのせて散りばめられます。(すごい迫力だった!)

明智心九郎(明智小五郎のパロディ)に三浦春馬様と猫の目お銀に蒼井優様というフレッシュな顔ぶれが加わり歌あり、アクションあり、ベタなギャグありの徹底したエンターテインメント作品でした。

とにかく三浦春馬様がすごかった。歌もうまいしダンスもうまい。もちろん芝居も素敵でした。
「金髪にしてガッキーと映画やった人」という知識しかありませんでしたが、すっかりファンになりました。
滑舌もよくやたらうまい歌と巧みなダンスで「カリオストロの城」のルパンよろしく、会場の女子どものハートはすっかり春馬様の手中に。

蒼井優様は普段みることのできないようなおきゃんなキャラでした。
身軽な動きと勝ち気な女盗賊を演じております。

古田新太様に関してはやはりご自分の劇団ということもあり緊張感を感じさせない安定した演技をご披露されてました。
それでも圧倒的な存在感で観客の目をひいていました。

ほかにも麿赤児様(存在そのものが国宝級)や村井 國夫様(声がいい)、高橋由美子様(歌がうまい)など豪華な顔ぶれで贅沢なお芝居でした。

五右衛門の頭がシリーズを重ねるにつれだんだん大きくなってるところがいい。
あのかつらが欲しい。