私を馬鹿だと思ってほしい

こんばんは。ハテミです。
今日も暑かったですね〜。
昨日電車の中で隣になった男子2人は「夏になると食欲が落ちて痩せるから毎日筋トレして筋肉つけてる。」なんて会話をしていたんですよ。

どんなに暑くっても私の食欲は落ちない。従って体重も落ちません。
今日なんて朝から大好物のミスタードーナッツです。

2個写っているぞと?ええ、2個食べましたから。

さて最近読んだ本の紹介です。

論理と感性は相反しない (講談社文庫)

論理と感性は相反しない (講談社文庫)

山崎ナオコーラ、好きです。
この人の本読んでるといつも岡崎京子を思い出します。
日常の小さな希望と小さな絶望を感じるところとか。
そして最後に少し裏切ってくれると思う。
どんでん返しとかではなくってサクっと切り落とす感じ。

私は本でも映画でも切り落とされる結末が大好き。

これを最初に感じたのは谷崎潤一郎の「痴人の愛」だと思う。
主人公が心中を綴った手紙を好きな女性に向けて書くんだけど、結局書き終えた手紙を破って捨てて終わりってゆー結末。
真実を手紙に託し何かが動き出す事を期待させときながらバツっと話は終わった。
これ、少しわかる気がしたんです。
私は小学生の時から日記をつけているんですが、自分の気持ちを文字にすると整理がつくんですよね。
言葉でもいいんだけど、これは犠牲者が必要。
文字にするのが一番早くて簡単。犠牲者も皆無。
感覚的には排出してる感じ。
トイレと一緒で排出する(書いてる)と自分の中の何かが整う気がする。

この本すごく印象的で、私が読書をするきっかけになった本(といってもそんなに読んでいない)と言っても過言ではないと思う。

それまで日向章一郎の「放課後シリーズ」しか読んだ事なかったのに。(小学生の時、ファンレターを書いたらお返事がきてすごく嬉しかった。)コバルト文庫ってところが小学生らしいでしょ?

あ、小学生の時にアルセーヌ・ルパンも読んでた!しかもすごく大好きで勝手にマンガ化してました。
あのマンガは今どこにあるんだろう?
読みたいわん。