嗅覚で感じる音楽

こんにちは。ハテミです。

路上のビニ傘の残骸が物語る、一昨日の台風。
みなさん大丈夫でしたか?

社内で勧告メールが流れ16時過ぎに退社したのですが、豪雨と強風のせいで乗りたい電車は運行見合わせ状態。
19時半から始まる相対性理論のライブ会場となる恵比寿(LIQUIDROOM)に行っておこうと思ったのにこれじゃ動けない!
とりあえず会社の近くにある椿屋珈琲店で時間を潰しました。
店内は良質なクラッシックが流れ、大正時代を彷彿させるくもりガラスが外の世界をシャットダウンさせている。
嵐とは一線を画する空間の中で、時間を潰す事ができました。

19時過ぎには豪雨も去りタクシーで恵比寿のLIQUIDROOMまで向かう。

ライブにも間に合って前座(?)のMatthew Herbert からスタート。
“豚の一生から生まれる音をサンプリングして音楽を作り出す”といったなんとも奇々怪々なセンス。
豚日記を音楽でつけたんだね。
舞台は演奏と演出が同じくらいのクオリティで構成されてて、まるで演劇のようでした。

豚の一生というだけに最後は焼かれて料理になっていた。
こうやって音楽の舞台で料理をしてしまう発想がうらやましいと思う。
5人くらいで演奏してたけど、こうゆうのって5人のセンスが寸分のくるいもないようじゃないと出来ないと思う。
そんなメンバーに会えた事が素晴らしいと思う。
こうゆう音楽を「素晴らしい」と思い1枚のCDとして売るレコード会社もすごいと思う。

そして相対性理論のライブ。今年3回目。
前のライブとセットリストがあまり変わってないかと思ったが、聞きたい楽曲も演奏され大満足。
やくしまるえつこさんのソロ活動が目立っているようですが、やっぱり相対性理論だからやくしまるえつこさんなんじゃないかしら?あの楽曲であのバンドだからやくしまるさんの価値が発揮されるんだと思う。他人とフィーチャリングするならウィスパーボイス代表のカヒミ・カリィでもよくない?

今月のGINZAに掲載されている今日まち子さんとの対談も面白かったけど、相対性理論ほどの面白さはない。
なんて思ったりして。
言うだけは、ただだもんね!
さて今日は涼しいし、お出かけでもしてこよっと。
よい休日を☆