立ち喰いオーケストラ

こんばんは。
しばらくぶりに会う友人との約束を、指折り数えて待つハテミです。
20代のころは買い物したり、夜遊び行ったり頻繁に遊んでいた友人ですが、最近は住んでる所が遠くなってしまいなかなか会える機会も少なくなってしまったので久しぶりの再会が楽しみで仕方ないです。

さて先日こちらのDVD見ました。

ロックバンド神聖かまってちゃんをフューチャーし、人気楽曲をそのままタイトルに持ってきた劇場版「ロックンロールは鳴り止まない」。
「SRサイタマノラッパー」でお馴染みの入江悠監督の作品。
ヴェネツィア国際映画祭で新人賞を取った若手有望株の二階堂ふみちゃんも出演しています。

ざっくりストーリーをお話しますと年齢や性別の違う幾人かの登場人物の人生が同時に進行し、取り巻く環境の中で様々な事に葛藤しながらも懸命に生きている様子と神聖かまってちゃんのライブまでの道のりが描かれています。
ラストはそれぞれの人生と、かまってちゃんのライブがシンクロし、すごいスピード感でした!
単純に感動して泣きそうになりました。
でも幼稚園で「芋虫さん」を合唱する園児達には笑いました。

監督が神聖かまってちゃんをすごく好きな事も伝わってきました。
すごくいい映画です。
見ていない方は是非。

続けてこちら。

赤塚不二夫先生を描いた「これでいいのだ!」。
浅野忠信が赤塚先生役で担当編集者を堀北真希が演じています。
原作は、堀北真希演じる初美のモデルであり、実際に入社時から赤塚不二夫先生の編集を担当していた武居俊樹が赤塚先生との35年間を書いた「赤塚不二夫のことを書いたのだ!!」。

お馴染みの「天才バカボン」や、「おそ松くん」「もーれつア太郎」、赤塚先生が、“やりたいことをやりたい放題やった、いちばん好きな漫画”と語る衝撃作「レッツラ・ゴン」などの連載の経緯がちょー脚色されて描かれています。

一言で言えば天才が大暴走しまくるコメディ映画。

そんな映画の中でストーリーをぐんと引き立てるのが赤塚不二夫のお母さんの存在。
奥様が「私はいつも2番目」と言うくらい、赤塚不二夫にとって1番はいつだってお母さん。

これを観て先日放送されたフジテレビの「ボクらの時代」という番組に詩人の谷川俊太郎が出演していてた事を思いだしました。

母親に120%愛されたって思えた事が、大人になって生きる上でどれだけプラスに働いたか痛感したとお話されていていました。

ザコンなんて言葉があるけど、産んでくれた人を愛してなにが悪い。
外国人を見たまえ。ママ(やパパ)に抱きついて皆「アイラブユー」と言っているではないか。

私達の体は間違いなくお母さん(とお父さん)の優しさで出来ている。

なんてバファリンのCMまがいな事を言ってみる。